どうしても満たしたい気持ち

自分の中にあるイライラの『根っこ』について書きました。

でもね、イライラする時って、この『根っこ』のせいだけではないんですね。
そこに自分はこうしたいんだ!っていう思いが重なって出てきているのです。

自分はこうしたい、こうありたい。
これって、私たちの心の底の方に、いつもあるんです。

これも、育ってきた環境や今までの体験からできあがっています。



私には「ちゃんとしたい」という思いがあります。

ちゃんとってどのくらい?って聞きたくなりませんか?
ははっ、私自身も聞きたくなる時がよくあります(笑)。


「ちゃんと」とは、私の納得するところまで、という意味。

だから、その度合いは私でないとわからない。

一緒にいる誰かが、「もういいじゃない、そんなにこだわらなくても」と言っても、
私が納得しなかったらダメなのね。
黙って待っててよ!って言いたくなる。

自分のこうしたいという思い、これを適当に終わらすことはできないんです。
気持ち悪くてしょうがないんですよ。


これはニーズといって、満たされないと自分が自分でいられなくなるものなんです。

ニーズは誰もが持っています。

例えば、『人に認められたい』というニーズ。
たぶん誰もが持っているでしょう。

そして、私の持っている「ちゃんとしたい」。
これもニーズ。

ニーズは人に見えないから、ややこしくなることも多いです。



前の日記に書いた、食事の支度の話

早く食事を出さなくちゃ!って思えば、何でも出せばいいでしょ。
でも私は、自分が納得する「ちゃんとした」食事を出したい。
適当に何でも食べられればいいって訳じゃないんです。

私なりのこだわりがあるのね。
体に良くて、おいしくて、家族が喜んで食べてくれるもの。
これを満たすものが出したいのです。

食事を早くテーブルに並べることを優先すれば、
私のイライラは早めに解消されます。

でもここに、ニーズが絡んでくるので、そう簡単には解消されないのです。

はぁ~、人の感情ってややっこしいのね~。。