わかっているのか、わかっていないのか、わからない。

「本当はわかってないのに、にっこり笑ってる。

 本当はわかってないのに、うんうんとうなずいてる。


 でもそれじゃ、私はわかってると勘違いしてしまう。

 それじゃ、私はあなたのことフォローしたくてもできないのよ。


 恥ずかしがらずに、わからないと言ってね。

 私はあなたの事をもっと知りたいの。

 だから、教えてね。」



英語の先生は、こんなことを一生懸命、娘に伝えてくれました。


でもね、娘の気持ちもよくわかります。


「いっぱいしゃべられちゃうと、余計にわからなくなっちゃうよ!

 質問の意味がわからない!

 ところどころはわかるけど、話し全部はわからない!


 だから、わかっているけど、わからない。

 どこがわからないのかが、わからない。


 だから、「わかった?」って聞かれると、「わかった」って言っちゃうんだよ。」



わからないのに笑顔。

わからないのに、うなずく。


これ、日本人の特徴って言われてますよね。

ちゃんと伝えなくっちゃ!って思ってるけど、実際なかなかむずかしい。


なんでだろうね?


今日の娘の、英語の先生とのお勉強。

横で見ながら、そんなことを考えていました。