考え方の違い


柏木京子です。


今日は心配したような大きな事件は起きず、無事に過ごせてほっとしています。


ところで、停電 が起きた前日に、娘たちは学校であるビデオを見せられていました。

それは9.11に何が起きたかをアニメにしたビデオ。

私も見てみました。


10年前の9月11日に、どこで何が起きたか。

人々はどうなったか。

どうしてこのようなことが起こってしまったのか。

この事件を起こした中心人物は、その後どうなったのか。


などというようなことが、アニメになっていました。


子どもたちは、このビデオを見てどう思ったんでしょうね?


自分の国を攻撃してくる敵の存在。

それを学校で教えられる。

そして悪いことをした人はその後どうなるのか、そこまではっきりと知らされる。


 

日本は武力を持たない平和主義の国です。

自衛隊は、自国民を守るために存在しています。


そういう国に育ち、争いごとはしないほうが良いと教えられてきた私にとって、

自分の国を攻撃する敵が存在すること、

そして、悪いことをすると許されない、命を絶たれることなど、

子どもに小さいうちからはっきり伝える教育は、衝撃的でした。



こういう違う考えで教育を受けた人たちが、交わりながら、

一緒に仕事をしたり生活をするのが、現代の社会なんですね。