相手を知ろうとする会話

相手に気づかせるには、どういう質問をしたらいいの?

 

先日、数年来の友人と、久しぶりに話をしました。

彼女は、コーチングを始めた頃、一緒に勉強会をしていた仲間です。

 

「相手の行動を、無理やり変える事はできないでしょ。

 無理矢理ではなく、変えさせるには、何ができるだろうか。

 そもそも、そんな事ができると思う?」

 

彼女はこんなことを言っていました。

 

やろうと思っているのに、できない人。

止めたいと思っているのに、止められない人。

 

「そういう相手に、京子さんだったらどんな質問する?」

と聞かれました。

 

うーん、考えているうちに、私のコーチ魂のスイッチが入りました(笑)。

 

 

私だったら・・・

「そもそも」という質問をします。

 

例えば、

そもそも、あなたはどうしてそれをやりたいの(止めたいの)?

 

そうすると相手は話をしてくれます。

やりたい(止めたい)理由を話してくれるでしょう。

 

それを聞いて、さらに質問します。

 

例えば、

それはいつから思っているのですか?

 

話をさかのぼってみます。

そうすると、やりたい(止めたい)気持ちの始まりがわかります。

話している方は、話しながら、自分の深い部分に入って行きます。

 

根本が分かったこの時点で、何かに気づく方もいらっしゃいます。

 

もし気づかなかったら、さらに質問していきます。

 

質問は常に、その人そのものを知るための質問。

 

「そもそも」を聞いていく。

 

そうすると、相手は自分で答えを出す事ができます。

だってね、その人がやりたいのにできない、止めたいのに止められないのは、

今一時の事だからです。

本当にできない人ではないんです。

今、迷っているだけだからです。

 

ここを信じて、お話を聞いていくと、

相手は必ず行動を変えよう!って思い切る事ができます。

 

私はこうして、クライアントさんといつもお話をしています。

 

この話し方は、誰との会話でも使う事ができます。

 

「相手を知ろうとする質問。」

 

会話が弾みますよ〜。