わかってもらうと、前へ進める。

前の記事に、

やりたいのにやれない時、まずはやれない気持ちを自分でわかってあげる。

いいんだよ、そうなんだねって、まずはそこを受け止める。

 

それができていないと、前へは動き出せないと書きました。

 

これがなかなか難しい。

動けないのは自分がいけないんだ・・・と思っているから、

それを認めるのは良くないと思っているんです。

 

できない自分を認める。

そんなの認めちゃったら、ずっと動けない人になっちゃうよ!って

心のどこかで思っていませんか?

 

私はそう思っていました。

負けを認めるようで、イヤだなって。

 

 

ちょっと考えてみてください。

あなたはお子さんとどう接していますか?

 

イヤだ、イヤだ!って尻込みする子どもを、叱った時、

お子さんはどういう反応をしますか?

 

たぶん、泣き叫んで、もっとひどい状態になるでしょう。

床にひっくり返り、じたばたと暴れるかもしれません。

 

こういう時の解決方法は、

「そうだったんだね」と、子どもの気持ちをそのまま受け取ってあげる。

 

良いか悪いかの判断は必要ありません。

ただ、受け取るのです。

 

そうすると、子どもは満足するんですよね。

 

泣くのをやめて、前へ動き出しますよ。

 

 

大人である私たち自身も同じ。

まずは、できない気持ちを自分でわかってあげる。

 

「そうだったんだね。」と、まずは受け取る。

 

そうすると、心が少し満足します。

満足すると、じゃあ何をやろうかな?って考え出します。

 

では、大人になった私たちは、誰にわかってもらいのでしょうか?

 

あなたはどうですか?

ちょっと考えてみてくださいね。